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6.生理的下顎安静位

Neuromuscular concept

先述のように下顎安静位は様々な要因により変化しやすく、また一定ではありません。しかし、筋肉位の項で触れたように、筋肉は機能的咬合系の3要素の中で唯一、生理的な状態に回復しうる組織なのです。下顎を偏移させている病的な筋のバランスを排除できれば、最も安定した信頼しうる下顎安静位を得ることができます。

不正な順応のプログラミングによる咀嚼筋群のスパズムを取り除き、個々に望ましいフィードバックシステムを獲得する目的で我々は、マイオモニター(TENS)とオーソシス(スタビライゼーションバイトプレーン)を使用します。

こうして得られた、咀嚼筋に緊張が無く機能的にバランスのとれた下顎安静位を生理的下顎安静位と呼び、生理的咬合を再構築するうえでのリファレンスポイントとなっています。
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